7月26日に催されたサイクリングイベント「 “轟天号を追いかけて”二度あることは三度R!」の参加レポートのその5はイベントのために制作した「おーとふおーかすカメラMark Ⅱ」を紹介したい。

こちらが初代おーとふおーかすカメラ。昨年のイベントで見かけた方もいらっしゃるだろう。
昨年の制作過程を写真で振り返ってみよう。


ベースはトイザらスの光線銃に百均のLEDライト、レンズ部はシャンプー用ボトルの上部と理科の実験用シャーレで出来ている。


塗装作業をイベント前日に行う突貫工事だった。銃身の発光・可動ギミックは存置しているのでトリガーを引けばレンズ内部が赤く光り前後にピストン運動する。

玩具デザインの試作制作技術を贅沢に注ぎ込んでしまった。
今年はこのカメラの自転車搭載を試みていたが、さすがに強度に難があり計画は見送り。開会式と閉会式のみに活躍するというサイクリングイベントとしては片手落ち感を解消するべく、今年新たに開発したのがこちら。

1/8(当社比)おーとふおーかすカメラマークIIだ。
見てのとおり大きさは1/8サイズ。百均のLEDライトをベースにエポキシ樹脂で固め、内部空間を極力減らし強度を持たせている。

はめ込み式の後部カバーを外す事でLEDライトのスイッチも生かし電池交換もできるようになっている。1/8となっているのはベースのLEDライトの大きさに依存したためで、1/12にしてフィギュアに持たせる事も考えたが小さ過ぎた。

そしてもちろんバンドで自転車のハンドル部に搭載可能、前照灯としての実用性も充分だ。
前出のかつらメットTypeRと併せて、今年のコンセプト「実用性のあるサイクル用品化」はうまく昇華できたように思う。
コンセプトまで用意し、昨年までの経験のフィードバックと研究開発に皆余念がないのもこの“轟天号を追いかけて”サイクリングイベントの楽しみ方のひとつかもしれない。
さて来年は…寝る前にいろいろと想像しながら次回の開催告知を静かに待ちたい。
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こっちは本物のMarkⅡ、でもレーザー光線は出ない。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D MarkII ボディ

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