バンダイから2014年4月26日にBトレインショーティー コキ100系 コンテナ車
が発売となった。パッケージや取説、ステッカーのデザイン、製品の彩色指示を弊社で制作させていただいている。
今回は新しい試みとして設計時のCADレンダリングデータを元に、弊社でCG加工した画像を制作してパッケージに使用している。コンテナの積み込み・積み降ろしを行う貨物ヤードを表現してみたのだがいかがだろうか。
コキ104+18D・19Aコンテナの2両セット。それぞれのコンテナが2個ずつ計4個とコキ104貨車が2両のセットとなっている。
コキ106+18A・19Dコンテナの2両セット。同じくそれぞれのコンテナが2個ずつ計4個とコキ106貨車が初期のブルーとグレーが各1色の2両のセットとなっている。黄緑色の19Dコンテナは鉄道コンテナ50周年を記念して2009年に国鉄時代のコンテナの標準色である黄緑6号に塗装されたものが限定50個製作されたものだ。編成に彩りを添えてくれる。
コキ107+V19B・19Fコンテナの2両セット。こちらもコンテナが2個ずつ計4個とコキ107貨車が2両のセットだ。手すり部分に黄色い手ブレーキのあるコキ107は現在最もあたらしいコンテナ貨車で、茶色のコキ50000の置き換え用としてハイペースで生産されている。
Bトレでは過去にコキ100系は4両セットとして発売されていたが、今回はコンテナも貨車もどちらも大幅に見直された新規金型による意欲作となっている。
写真左奥が旧製品、右隣が今回の新製品の同じコキ104だ。旧製品ではコンテナは左右2パーツを組み立てるものだったため、どうしても分割線がコンテナ中央に出てしまっていた。また金型のヌキの都合上(専門用語ではアンダーカットといいヌキ方向には凹形状を造作しにくい)コンテナ妻面のディテールはステッカーによるものだった。
今回の新規金型では両側面・両妻面と天面の5パーツを組み合わせる方式になり、妻面や天面のディテールをモールド表現出来るようになり非常にリアルになっている。
こちらも写真左が旧製品、右が新製品。貨車本体もシャーシの設計が見直され、穴の空いた貨車特有のスケルトンフレームが表現されている。このスケルトンをパッケージデザインで表現するためにCGの構図を決めてデザインしている。
また、手すりの取り付け部分の設計を見直した事により実車により忠実な手すり幅となっている。
よりリアルになった貨車フレームとコンテナ。写真のように色彩豊かな貨物ヤード遊びに興じてみてはいかがだろうか。
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