去る2013年7月27日に参加した「究極超人あ〜る」OVAを再現するサイクリングイベント「轟天号を追いかけて、ふたたび」の仕込みネタ、オートフォーカスカメラ制作記の続きだ。

こちらがビフォーの状態。トイザらスの¥999の銃のおもちゃと100均の懐中電灯。

OVAをなめるように見、いくつかのカットを参考にスケッチを描き起こし、簡単な図面を元にスチレンボードで肉付けしたところで

盲腸炎になって制作がストップしたところまでが前回のレポだ。
【最後発】「轟天号を追いかけて、ふたたび」参加レポその1
そして3週間の病院通いの後、イベントが2週間後に迫る中の制作再開となった。

手前の白い2つの部品、こちらもスチレンボードから銃の形に合わせて切り出し組み立てたもの。その他追加した材料は100均の白いシャンプーボトルと、透明なボトルを短く切ったもの。中央にあるのはスチロール製のシャーレだ。

透明ボトルをレンズ部に、シャーレをフードにみたてて切断したシャンプーボトルで覆った銃の砲身部分の先端に仮止め。プロポーションは良さそうだ。

砲身の付け根部分もきれいに塞ぐ。この銃、モーター駆動で砲身が動くので穴は数ミリほど余裕を持たせている。

その他、後部のファインダーっぽいところやスコープの台座は建材の断熱材でもあるスタイロをヒートカッターで成形。本体も薄いスチレンペーパーを化粧板として貼って表面を整えていく。
そしてついに塗装だ。一度分解する(そのために主要パーツははめ込み式で取り外せるよう設計している。)

スタイロは表面がざらざらしているので、やすりをかけて形を作った後にジェッソ(油絵用の下地材)を筆塗り。

砲身は塗装の難しい軟質プラスチックのため黒と黄色のカッティングシートで表現。

パーツをエアブラシで黄色に塗装。

本体もきれいに塗れた。この時点ですでにイベントの2日前。奥に写る自転車の整備と同時進行している(サイクリングイベントであることも忘れずに...)。

中身もマガジン部を黄色に、グリップを黒に設定通りに塗装。いよいよ完成が近づいてきたが塗装がイベントまでに本当に乾くのか?
その3へ続く

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