先週11/5発売の週刊ビッグコミックスピリッツに25年ぶりに新作の究極超人あ〜るが掲載された。
漫画家細野不二彦氏の単行本の収益をチャリティするという震災復興支援企画の第2弾だ。本当に久しぶりの鳥坂節を味わえた。
この期を逃してはあるいは永遠に・・・ということで去る7/28に催された伊那市駅開業100周年記念イベント「田切駅→伊那市駅 1hour Bicycle Tour "轟天号を追いかけて"」の参加レポートをしたい。
1991年のオリジナルビデオアニメ「究極超人あ〜る」のクライマックス、田切駅から持参の自転車であ〜る君たちが伊那市駅へ1時間で走りきるシーンを再現するイベントだ。
この日のためにレストアした自転車を積んで長野県伊那市へと向かった。一応ゲタも積みはしたのだ。
実は出発直後、車のエアコンが壊れていることがわかり、しかも途中中央道で工事渋滞。温度計は40度をさし、2時間半の往路で体力をほぼ使い切ってしまった。
やっとの思いで伊那市役所の駐車場に車を止め、飯田線田切駅へと向かった。これがなかなかの距離で輪行(自転車をバラして専用の袋に入れて電車に乗る事)すれば良かったと後悔。
田切駅へ近づくとなんだか見覚えのある景色がそこかしこに。
田切駅階段。
まさにアニメのシーンそのものだ。
この駅の待合室にはファンが書き込むノートも置かれている。
まだ「聖地巡礼」という言葉が流行るずっと前からここはファンが一度は行ってみたい場所になっていたようだ。ちなみに僕のこのイベントへの参加のツイートを見た学生の頃の同級生は田切駅に行った事があるということだった。
車両は119系から313系へと替わってしまったがシーンを再現した記念撮影をする人も。この電車からもイベントに参加するため輪行してきた人がたくさん降りてきた。
続々とのどかな山あいの駅に集まるサイクリスト達。一番手前の轟天号レプリカはさんごの座席も再現されていた。
良く見たら21世紀の轟天号のサドルは僕のとお揃いのTIOGA Spyderだった!
イベント本番はまだまだこれから。続きはまた次回。
ビッグコミックスピリッツ 2012年11月19日号NO49