
僕が同梱の解説書を制作したプラモデル「バンダイ 宇宙兄弟 1/10 ムッタ&アポEVAセット」の中身を先日の静岡ホビーショーで展示されていたプロモデラーによる作例を交えてレポートしたい。

ランナーは9枚。「1/10 ISS船外活動用宇宙服」をベースに新規金型のパーツが多数加えられているどころか、アポの宇宙服までついているのだが、今回はLEDによる発光ユニットを省略しているため価格は¥1800ほど抑えてあり買いやすくなっている。

なかでもこちらが新規パーツの見せ所、ムッタの顔パーツとアポのパーツだ。組み立てて塗装をするとムッタはこんな感じに仕上がる。

実はこの宇宙服、ベースの「1/10 ISS船外活動用宇宙服」とは腕の縫い目や頭部のカメラの形状、バックパックのSAFERの有無などが異なる。これはISS建造前のスペースシャトルのみで実験等を行っていた時代の宇宙服を忠実に再現したもので、「宇宙兄弟」のキャラクターものとしてだけでなく、「1/10 ISS船外活動用宇宙服」のバリエーションモデルとしてもしっかりと楽しめるようになっているのだ。

もちろんアポもシャトル時代の宇宙服仕様だ。

その他にもアポのリードと骨ガムもついてくる。このリードは特殊素材で自由に曲げる事ができるという。また日々人が月面で出会ったブライアン人形も再現することができる。

僕も実際にこのプラモデルを作るのでその様子もレポートしたいと思う。その際にはムッタのもじゃもじゃの増量やら日々人とのツーショットの時のアレとかいろいろ作ってみたいと思っているのだがその企みはうまくいくだろうか。また筑波宇宙センターの取材の続きもレポートしたい。
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宇宙兄弟 1/10 ムッタ&アポEVAセット

1/10 ISS船外活動用宇宙服