PHPムック「フューチャーサイエンスシリーズ」連載中の朱戸アオの漫画「Final Phase」の最終話が掲載された「
知ってる知らないが生死を分ける最新医療技術 (フューチャーサイエンスシリーズ)」が発売になりました!
今回は僕がアシスタントした制作過程をお見せしたいと思います。
まずは朱戸先生のプリントアウトされたラフを元に0.7mmの青シャープペンで気合いでBMXを描きます。
下書きが描けたらニッコーの丸ペンでペン入れをしていきます。
スキャナーで読み込む時にこの青い下書きは消えてしまいます。
ペン入れ、ハッチング(陰影をつける?)が終わりました。
ここで朱戸先生にパス。しかし重大なミスがある事に気づきます。よくネームを見れば気づいたんですがこの自転車、走行シーンなのにスポークをしっかり描いてしまいました・・・
で結局こう完成しました。
スポークは朱戸先生にパソコン上で回転してる表現に直してもらいました、、、
次は駅のホームのコマです。
これもまた青シャーペンで気合いで描いていきます。芸大受験生の頃の建築写生を思い出して燃えます。
これで水彩でうまく着彩できれば入試合格ですね(笑)
どんどんペン入れしていきます。
そしてこんな風になりました。
東京メトロ有楽町線・副都心線で活躍中の10000系。この漫画の舞台の潮浦は湾岸地区。設定は有楽町線を参考にしています。
もちろんBトレからも昨年12月に出たばかりです。
Bトレインショーティー 東京メトロ10000系 副都心線
そしてこのパッケージは僕が制作・デザイン修正したものです。
さて開封してみましょう。
先頭車・中間車の2両が作れるセットですが、屋根を変える事で中間車のバリエーション全てに対応しています。
ボディを組み上げるとこんな感じ。
長さが1/2にディフォルメされたかわいいしショーティーモデルです。
足回りと組み合わせて線路に載せ、漫画と同じ構図に。
廉価版モデルとは思えないなかなかのクオリティーです。走行ユニットなどと組み合わせましたのでその辺りのレポートは近いうちに。
さて、朱戸先生のアシスタントを6話に渡って初めてペン入れまで手伝いましたが、下書きで上手く描けていてもなかなかペン入れが思うようにいきませんでした。やっぱり慣れた鉛筆での表現には一定のクオリティがでるのは駅のホームの下書きでもわかると思いますが、ペン入れはまだまだ慣れが必要のようです。
イラストの仕事もよく依頼されますが、あえてペン入れに挑戦してもっともっと腕を上げていきたいですね。
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Bトレインショーティー 東京メトロ10000系 副都心線