まだフル稼働とはいきませんが、なんとか作業ができるようになりました。徐々に体制を立て直したいところですが計画停電だけでなく野菜の出荷停止、摂食制限どころか東京の水道水まで乳幼児の摂取制限が出てしまいましたね。

福島市の水道水の16日のヨウ素177ベクレルを超える210ベクレル/lが東京都の水道水から２２日に検出され、いわゆるホットスポットというものに日本の首都がなってしまったのかもしれません。

放射性ヨウ素の半減期が8日、セシウム134が2年、セシウム137だと30年ということですから影響がなくなるまでにはかなりの時間がかかってしまうようです。もしこれ以上放射性物質が放出されなければ30年経てば福島に帰れるかもしれません、僕は62歳になってますが。

明日の放射能予報は？なんてSF映画のようですがホントに必要になってしまったかもしれません。そしてドイツの気象台が明日、明後日の日本の放射能予報図を公開しています。それがこちら。

ドイツ気象庁へのリンクはこちら。
Wetterlage und Ausbreitungsbedingungen in Japan

明日は千葉方面まで黄色い部分がかかっていますね。

そして今までの予報をGIF動画に編集したものがこちら。


こちらはドイツの週刊誌シュピーゲルのオンライン版が公開しているGIF動画です。
こちらははっきりと東京にも来ている事がわかります。

なんでどうして僕の実家だけでなく、住んでいる東京までもと意味の無い自問自答をし続けていましたが問題はとっても根が深い様です。こちらをご覧戴けると幸いです。

ビデオニュースドットコムのマル激オンデマンド
【緊急生放送】　東北関東大震災　いま何が起きているのか　PART1


【緊急生放送】　東北関東大震災　いま何が起きているのか　PART2


ちなみにジャーナリストの神保哲生さんは神奈川の男女並学のマンモス校に通っていたということでどうも僕の先輩のようです。

最後に昨日のニュースから。
東京電力の社長が謝罪の申し入れをしたのを福島県佐藤知事は「福島県民の不安と怒りと憤りを思うと今謝罪を受け入れる事は到底出来ない」と断りました。怒りと憤りがかぶっているところに心震える思いです。

こういう形でFukushimaが世界中の人の知るところとなってしまったことが無念でなりませんが、僕らも無尽蔵に電力を消費し、電力会社の独占体制に無関心という形で加担してしまっていたんだと思うとやりきれません。