fladdictさんのブログが僕の第一報になりました。中国の検索最大手「百度(Baidu)」が自由に電子書籍をアップロードして共有出来るYouTubeの電子書籍版的なサービス、
「Baidoライブラリ」を始めたようです。
漫画読めちゃいます、完全に違法。出版社が後手にまわってるあいだに後ろからバッサリと切られた感じ。
ついに電子書籍もイタチごっこがスタートしてしまいました、規制してもまた次から次へと出てくるでしょう。
みんな魅力的な端末が出たのに電子書籍はほとんど無ければ自炊(自分裁断機でバラしてスキャンして電子化の意)しちゃうし、やっぱとてつもなく面倒だからみんなで共有しましょってなっちゃいますもの。自炊なんて言葉がすでに定着してたわけですから機は熟してたと言えます。
既得権益守るために業界団体作ってるうちにコンテンツが漏れて漏れてエクスプロージョンしてしまいそう。
問題はビジネスモデルが崩壊して新しいコンテンツが作り続けられなくなること。コンテンツ作る側なので非常に憂慮してます。
最初から電子化されてればね、自炊なんかしないのに。裁断して全ページ裏表スキャンなんて絶対面倒だもの。録画してYouTubeアップとは手間が違いすぎるし。エコじゃないし(笑)
結局消費者はどっちが楽かってことです。売り方変えても自信をもって良質なものを作ることに専念してほしいな。
さて現状BaidoライブラリはFlashベースなのでiPadなどiOS機器では見れなそう。でもPCでダウンロードできるのでPDFリーダーがあれば持ち歩けてしまいます。
また現段階では特にコミックスとかはどこかの立ち読み版をもってきて投稿してる人がほとんどみたいで本格的自炊はまだ数タイトルのようです。これからどうなっちゃうのかな?