実は昨年の10月から僕のラップトップのパソコンは一回り大きくなっていた。というのも1年半使ったCore 2 DuoのMacBook Pro 13インチのハードディスクが乾いた音をたてて2度目のスタックをしてしまったからだ。
これでは仕事にならないと、あわてて中古のMacBook Proを、せっかくなので2台目は違うものをと15インチを一つ飛ばして17インチ、しかもCore i 5のMacBookProを購入していたのだ。
13インチの方はもうこの画面から進まない。一度目のクラッシュは保証期間内で無償修理だったが、延長保証も入っていなかったので今回のジーニアスバーでは修理費¥16000ほどということだった。
悩んだ末せっかくなのでプログラマー氏の手を借りてHDD換装を楽しんでみることにした。
まずは裏返して精密ドライバーで全てのネジを外して裏蓋をはずす。
なんと簡単なことか。パスネット(笑)と指の爪を駆使して開けてHDDを交換したi Bookとは大違いだ。
そしてトルクスドライバーを使ってHDDを取り外すのみ。これが壊れたハードディスク。日立製で250GB。これも一度修理交換して換装されたもので、それが再度クラッシュしたのは気になるところだ。ちなみに妹の白MacBookの最終モデルも先日HDDを交換修理している。身の回りでずいぶんと高確率だ。
左が今回用意したサムソン製1TBのHDD。取り外し用のベロを移植してある。5400rpm と回転数は見劣りするが1TBが秋葉原で8千円程というのは魅力的だし、2.4GHz Core 2 DuoのMacBook Proに入れるのだから気張る必要もない。
コネクターを付け替えもとの場所へ戻せばあとはフタを閉じるだけで完成だ。
一度本体付属のDVDでOSを再インストールし、17インチのMacBook Proのタイムマシンのデータから復帰させて見事親亀子亀、クローンのパソコンができあがった。
ノートパソコンのHDD交換がこれほどまでに簡易であるにもかかわらず、あのスマートな外観をもつMacBook Proの設計は驚異的であるが、面倒なハードディスクのクラッシュもMacライフの楽しみ方のひとつだと思うしかないのかもしれない。
また、タイムマシンからデータを復帰させてクローンにしてしまったため、ネットワーク上に変更の困難なホーム名が同じパソコンが2台出現することになり混乱を招いてしまったが、ホーム名を変更する手段をアップルのサポートHP内で発見し解消する事ができた。その方法も追ってレポートしたい。
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